きっかけ
ここ数ヶ月お通じの状態がよくない。軟便が続いている。症状が長いので病院に行くことにした。
最初大学病院へ行った。初めてだったので紹介状なしだと一万円近く取られる。
大腸内視鏡検査の予約をしたのだが、なんと一ヶ月半先!さすが大学病院だ。混んでいる。
この大学病院の大腸内視鏡検査は、検査当日病院に行き、下剤を飲むための内視鏡前処置室に案内される。たくさんのトイレがある部屋だ。下剤を飲み終えて、腸がきれいになってから検査が始まる。
しかし一ヶ月半後はずいぶん遅い。その間に症状が悪化したらと思い、別の病院へ行った。
その病院では1週間後に予約がとれた。結局こちらに行くことにした。
前準備
検査は午後で、午前中自宅で下剤ニフレックを飲用する。粉末を水で2リットルに薄める。これを2時間かけて飲む。しかしまずいので飲みにくい。説明書には「ちびちび日本酒を飲むように」なんて書いてある。
少し飲むと便意が起こるのでたびたびトイレに駆け込む。1.5リットルくらい飲んだだろうか。もう限界になってしまった。気持ち悪くてもう飲めない。
大腸内視鏡検査
午後になり病院へ行く。内視鏡受付でニフレックが全部飲めなかったことを伝える。問題はないそうだ。検査着に着替える。お尻の部分がカットされている検査着だ。そのあと鎮静剤(静脈麻酔)を注射する。少量なので寝ることはないのだが少しフラフラしてきた。看護師さんが車椅子を用意している。車椅子に乗せられて、検査室へ向かう。車椅子に座って押してもらったのは始めてかもしれない。
検査室には、モニターがある。どうやら検査中、自分の腸の中が見られるようだ。
検査台にのり、体を横にする。検査着のお尻のところがカットされている部分からカメラを挿入する。麻酔が効いているのだろう。痛くない。一番奥までカメラを入れ、抜いていく。始めてモニターで自分の大腸の中を見た。とは言っても、これが自分の大腸という感じはしない。下剤で全て出し切っているので、内容物がなくきれいな状態だ。
ところどころ白いポリープがあるが、検査している医師によると問題ないという。取ってもらいたかったが、麻酔のせいで声がでなかった。あとで調べたところによると、ポリープには種類があって、自分の腸にあったのは問題ないタイプだったようだ。結局、異常なしで終了した。最後カメラを抜くときに、自分の肛門をみせられ、少し痔があるといわれた。所要時間は10分くらいだっただろうか。
検査が終了したあと、ベッドで1時間程度横になって休憩し、起きて終了した。
異常がなかったのはよかったが、軟便の症状はとくに改善されてないのでまた病院に行かなければならない。
まとめ
- 大腸内視鏡検査で一番辛いのは、下剤を飲むこと。
- 実際の検査では、鎮静剤を使用すれば痛みは全くない。所要時間はポリープの状態にもよるが10~30分くらい。
- 病院によっては、下剤を飲む辛さを緩和するため、様々な対策をしているところもある。