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中学数学の教え方のコツ紹介 ところで数学は何の役にたつのか?

 

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塾で教えていると、生徒からこんな質問をよくされます。

「数学ってなんで勉強しなくちゃいけないの?何の役にたつの?」

なるほど、他の教科は、何の役にたつか比較的わかりやすいけど、数学だけはわからないというわけです。

数学は、人類が何千年もかけて構築してきたものです。自然科学は、実験観察よっていますが、数学はその方法を取らず、形式科学に分類されています。数学の中だけで、世界が成り立っているという感じでしょうか。ですから、高度になればなるほど、実生活からかけ離れたものになっています。中学の数学と高校の微分積分を比べればわかりやすいでしょう。

中学数学教え方のコツ

まず中学数学の教え方ですが、抽象化を現実世界に戻すところからスタートします。たとえば、1次方程式「y=3x+5」を見たとき、数学が嫌いな子は、まずyとxにアレルギー反応を見せます。数字も嫌いだけど記号がもっと嫌いなんです。そこで、この数式を持ち物を増やしてくれるお店とします。次にxは自分の持ち物の数、yは、お店に自分の持ち物を持っていったら、増やして返してくれた数とします。x=4だとします。すると4個お店にもっていったら17個に増えて帰ってきたことが、3x+5=yに表現されていると教えられます。

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次に大変なのが1次関数のグラフです。数式以上にグラフが苦手な生徒がいます。グラフにアレルギーを起こしている状態です。そこで数式と同じようにx軸は自分の持ち込んだ数、y軸はお店が増やしてくれた数と教えます。傾きの3は、増やしてくれる倍率とします。切片の5は、おまけしてくれる数とします。次になぜグラフが必要なのかという説明をします。「数式では持ち込む数xをその都度決めないといけないけどグラフだと一度にたくさんわかるんだよ。たとえば1個持ち込むとだと8個もらえるってグラフみればわかるでしょ。」

 

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このように抽象的な数式を具体的な例にあてはめることで、数字と記号に対するアレルギーを緩和させることが可能になります。

数学は何の役にたつのか

お釣りの計算に必要という理由ならわかりやすいですが、因数分解がお釣りの計算に必要かと言われれば、答えに困ってしまいます。また「大学受験で私立文系なら数学いらないじゃん」というツッコミがはいります。いやー本当に答えに困りますね(´・ω・`)

それなら、理系に進み科学技術や経済学方面に進む人は、将来仕事で使うから必要なんだと答えます。文系は高校では数Ⅲしなくていいですよね。

なぜという疑問にちゃんと答えるのはやめて、「とにかく高校進学のために必要だからがんばりましょうね。」というのもいいと思います。

塾で教えていると、英語は得意だけど、数学は苦手の子、逆の子と様々です。数学が得意な子は「なぜ数学勉強しないといけないの」とは言いません。授業を受けていたら自然と頭に入るし、テストの点数もとれるんで、疑問が起こらないんです。この疑問がおこらない状態に持っていく方法こそが教え方の極意といえるかもしれません。

まとめ

教え方のコツは、数字、記号を生活の中のものに置き換えて、苦手意識をとることにありました。何の役に立つのかという生徒からの疑問には、納得のいく答えをあげられないかもしれません。まずは、数学の苦手意識をとり、好きにさせることで、なぜ必要なのかと思わせないようにすることが得策ではないでしょうか。